猫を飼いたい方・検討中の方必見!1歳になるまでにやるべきこと3つ紹介

ペットのいる生活は、とても楽しいものです。言葉こそ通じませんが、その存在は家族同然であり、たくさんの思い出を与えてくれます。

しかし、ペットとともに暮らすためには、飼い主として身につけておくべき知識はたくさんありますし、ペットの各年齢に応じてさまざまな変化が起こり、大人になるまでにやるべきこともあります。

・猫が1歳になるまでに与えるエサの変化

・避妊・去勢手術をするのはいつまで?

・ワクチン予防接種の時期・回数

今回は猫を飼いたい方・検討中の方に向けて、猫が1歳になるまでにやるべき上記の3つについて、順番に解説します。

1. 猫が1歳になるまでに与えるエサの変化

最初は、与えるエサについてです。猫は人間の15倍も早く成長するといわれています。今回取りあげている「1歳」という年齢についても、子猫ではなく、成猫の部類に入るのです。

猫は1歳になるまで成長にあわせて、大きくわけて4種類のエサを与える必要があります。以下エサの種類についてみていきましょう。

1-1.授乳期 ミルク

子猫の授乳期は、生まれてから4週間ごろまでの期間です。お母さん猫と一緒に飼っている場合は母乳を、そうでない場合は猫用のミルクのみで育てるようにしましょう。

母乳には、細菌・ウイルスなどから体を守る成分や、免疫などが含まれています。市販の猫用ミルクも、母乳同様に健康に育つように、脂肪やタンパク質を調整してあるので安心です。

猫用ミルクを与える際のポイントは

・ミルクの温度

・哺乳瓶での与え方

の2点です。

ミルクの温度は、人肌程度に温めましょう。ヤケドをさせないように注意が必要です。哺乳瓶でミルクを飲ませる際は、少しずつ哺乳瓶を押しながら与えましょう。

1-2.離乳期 離乳食

授乳期を終えると、離乳期に入ります。期間としては、生後4週目から8週目ほどです。ミルクしか与えていなかった状態から、徐々に猫用フードとお水への切り替えを意識しましょう。やわらかい離乳期用のエサや、成猫用フードをお湯でふやかして与える方法などがあります。

最初のうちは、慣れないエサを怖がってしまうかもしれません。そんなときは無理に与えず、少量を手のひらに出して与えてあげましょう。

この時期は、エサの切り替えも大事ですが、スキンシップをとることも大事です。この時期にたくさん遊んであげることで、人が好きな猫ちゃんになってくれます。

1-3.子猫期 子猫用フード

生後8週目から12か月までは、子猫用フードを与えてあげましょう。この頃にはすっかり歯も生えそろってきています。とはいえ、最初のうちは、固めのフードはうまく食べられません。先ほどにもご紹介したように、お湯でふやかしたものを混ぜるなど、徐々に食べられる工夫をしてあげましょう。

子猫期は、体の成長がとくに大きい時期です。栄養面でも偏りのないように、バランスのいい子猫用フードを与えることが大切です。

1-4.成猫期 成猫用フード

12か月を越えると、いよいよ成猫と呼べます。子猫の時期よりも胃が大きくなっていることもあり、一度に食べられる量は大きくなっているはずです。ただし、一度にエサを与えすぎると、肥満になったり、吐いたりしてしまうこともあります。そうならないよう、体調管理には十分気をつけましょう。

エサを与える回数の目安としては、

・離乳期までは1日5~6回

・子猫期は1日3~4回

・成猫期は1日2~3回

ほどが目安です。

なお、当店ではオリジナルキャットフードである「ベーベーキャット」を販売しています。素材にこだわったグレインフリーキャットフードなので、大切な家族に食べさせるものとしてぜひご検討ください。

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2. 避妊・去勢手術をするのはいつまで?

続いては、避妊・去勢手術についてです。飼い主としては、今後子どもを生ませるかどうかは、非常に頭を悩ませる問題ではないでしょうか。

避妊・去勢手術に適した時期は、メスは生後6~8か月、オスは6~10か月といわれています。いずれにせよ、1歳までには飼い主が決断すべき問題といえます。健康面への影響などを含め、メリット、デメリットをみていきましょう。

2-1.避妊・去勢のメリット

オスの場合、尿を撒き散らすスプレー行為を抑えられる、ほかのオスと喧嘩するなどの攻撃性を軽減するなどが挙げられます。また、オス特有の「精巣腫瘍」「前立腺肥大」などの病気にかかるリスクも下がるのもメリットです。

メスの場合は、発情期のストレスの軽減、望まない妊娠を避けられます。また、メス特有の「乳腺腫瘍」「子宮内膜炎」などにかかるリスクを下げることも可能です。とくにメスの場合は、命に関わる病気が多いことも知っておくべきです。

2-2.避妊・去勢のデメリット

のちのち子どもが欲しいと思っても、生殖機能を失うため、子どもを生むことができません。手術の際には全身麻酔をかけるため、一時的ですが、体への負担も大きくなっています。この負担は、時間とともに回復しますが、傷口が開いてしまわないように気をつける必要もあります。

3. ワクチン予防接種の時期・回数

ワクチン予防接種も、飼い主の義務です。生後1年目の猫であれば、2か月目に1回、3週間から1か月の期間を空けて2~3回の接種が望ましいでしょう。

母猫がいる場合は母乳を通して免疫を与えられており、ワクチンを接種できません。この免疫の効力が2か月ほどであるため、2か月目に1回の接種となっております。

ペットショップなどで買われる場合は、店員への確認、拾い猫の場合は獣医師へ相談しましょう。

4. まとめ

今回は猫を飼いたい方、検討中の方に向けて、猫が1歳になるまでにやるべきことをご紹介してきました。各年齢に応じたエサの変化や、避妊・去勢手術など、1歳までにやるべきことは多々あります。これらをしっかり把握し、万全の状態で猫を迎え入れてあげましょう。

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